週刊・ハルの知恵

コラム

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Vol.64「『ググる』時代のブランディング」

先日の休みにふと、「お酒を片手に本を読みたい」衝動に駆られました。もともと読書は好きだったものの、社会人になってからはビジネス書ばかりで、小説やエッセイなどを楽しむ機会が減ってきていることに最近気づきました。どうせ本を楽しむなら、読むシチュエーションにも拘りたい、ということで、個人的に「かっこいい大人」のイメージがある「お酒+本」に焦点を絞りました。とはいえ、小説片手にぶらっと入れる行きつけのバーがあるわけでもないので、スマホで検索してみました。

「本 バー」「読書 カフェ」などのキーワード検索の結果、渋谷にある「森の図書室(http://morinotosyoshitsu.com/)」というとてもユニークなお店を見つけることができました。

このお店についての魅力は店舗のサイトをご覧いただくとして、今回のテーマは「ググる」。「Google検索をする」という意味の造語で、海外では「google」が「検索する」という意味の動詞として使われるようになっている、というのは有名な話です。

Web検索全盛の時代。これまでと大きく変わったのが、「検索されなければ存在しないのと同じ」という状況が生まれたことです。検索ワードには、検索者のウォンツやニーズが詰まっています。「なんでも屋」は見つけてもらいにくくなり、尖った特徴をもったものだけが、その「らしさ」を欲するユーザーとつながるのです。

「ググる」時代のブランディングとは、検索窓に入れたキーワードをもとに見つけてもらうための「らしさ」を、これまで以上に研ぎ澄ませること。自社の商品やサービスのコンセプトを見直し、届けたい顧客は誰なのかをはっきりさせることが、不可欠になってきていると思います。

もしも「森の図書室」が「お酒と本が楽しめる」というコンセプトを打ち出さず、単なるカフェバーと謳われていたら、あの素敵な空間に出会えていなかったでしょう。ブランディングに真摯に取り組むことで、商品やサービスは、今よりもっと多くの人へ届くようになる。そんな想いを強めるきっかけとなった休日の一日でした。

(山田)

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