週刊・ハルの知恵

コラム

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Vol.35「日本の伝統工芸」

最近では洋服や食器などいろいろなものが安く手に入る時代になりました。
ただ、そんな時代の中でも海外から注目されている「日本の伝統工芸品」に目を向けてみたいと思います。

私の地元には、約500年前から続く伝統工芸品があります。
120以上の工程を、たくさんの職人が一つ一つ丁寧に手作業で仕上げ、半年以上かけて一つの漆塗りのお椀が出来上がります。

漆器は高価なものなので、特別な時にだけ使うものだと思っていましたが、使えば使うほど味が出るので、日常使いすることに意味があるそうです。
長く使われているものを見ると、確かに納得。
すっと手に馴染みます。
そして、何十年経ったものでも美しい。

最近では伝統工芸を体験できる施設も多いですよね。
体験してみることで、職人の凄さや、伝統工芸品の良さを実感することができます。

伝統工芸は、人から人へ受け継がれていきます。
後継者がいないという問題も大きいですが、最近では伝統工芸品の需要自体が減ってきてしまっているようです。
何年、何十年もかけて技術を受け継いできた職人の手によってつくられる伝統工芸品。
気軽に手に入る新しいものも良いですが、たまには日本の古き良き文化に触れてみるのもいかがでしょうか?

何か新しい発見があるかもしれません。(寺下)

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