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【セミナーレポート】カルビーの広報担当者に聞く“売れる”社内報とは?

8月26日(木)、「カルビーの広報担当者に聞く“売れる”社内報とは?」というテーマで、インナーブランディング研究会を開催。11社から14名の方にご参加いただきました。

講師は、カルビーの社内報『Loop』の編集長である間瀬理恵氏。『Loop』は、2020年社内報アワード(ウィズワークス主催)「紙社内報部門 1冊子」ゴールド賞、経団連社内報審査・企画賞を受賞しています。2015~2017年度にも、3回連続で受賞している、社内報アワードの常連です。

今回は、2020年に前述の賞を受賞した「サステナビリティ」特集号を例に、編集方法や工夫している点をお話しいただきました。
『これからの企業の話をしよう』と題してサステナビリティを取り上げた特集号の編集ポイントは「環境問題(森)→カルビーの考え方(木)→カルビーの活動(枝)→個人でできる活動(葉)という流れで内容を構成したところです。」とカルビーの間瀬さま。
世界や日本で起きている環境問題の話題から入り、クイズも交えながら会社の取り組みへの理解と自分ゴト化につながる誌面構成は、マネしたいポイントばかりでした。
さっそく自社でもやってみよう、と思った参加者の方も多いのではないでしょうか。

●第2部 情報交換コーナー

第2部では、事前にお寄せいただいた社内広報のお困り事やご質問に対し、間瀬さまにご回答いただきました。ご参加いただいた14 名の方から、多くのご質問をいただきましたが、皆さま共通のお悩みも多いようです。

例えば…
「読まれる社内報の作り方やコツ、ネタ探しの方法を教えてほしい」というご質問。

こちらに対して間瀬さまからは、「ターゲットを明確に」「川柳やクイズを交えて、なんとなく見てしまう誌面にする」「一つのことを深掘りすると、ネタが尽きない」などのアドバイスが。

また、下記のような「役員とのコミュニケーションの課題について」の具体的なご質問もありました。
「弊社では元々役員と従業員が接する機会が少ないこともあり、役員と接する機会が最も少ない生産現場社員と役員とのタウンホールミーティング でざっくばらんに役員と話す対談の場 を昨年より実施しています。しかし、コロナの影響で先延ばしになったりあまり積極的に実施できないのが現状です。カルビーさんでは役員とのコミュニケ ーション について何か対策をされておりますでしょうか?」

こちらに対して間瀬さまから、
「弊社でも2018 年までは タウンホールミーティング を行っていました。新型コロナウイルスが感染拡大してからは、Teamsでのオンライン開催となり本部単位で集まりタウンホールミーティングをしています。
カルビーは元から社長室というのがなく、同じフロアで執務しています。その役員にも役職では呼ばず、「さん」付けです。 そういう社風をつくることが、そもそも重要ではないでしょうか。」
と、社内報の枠を超えた取り組みの大切さを教えていただきました。

他にも、「デジタルツールの活用方法」や「経営方針やSDGs などの分かりやすい掲載方法」などについて、“等身大” と “アソビゴコロ” を大切にされているカルビーさまならではのノウハウを共有いただきました。

ネタ出しや誌面作りと、なかなか悩みの尽きない社内報ですが、「これなら私たちにもできるかも…!」というポイントをたくさんお聞きできた今回の研究会。「参考となる知識・ノウハウが増えた」というお声を多くいただくことができました。


さて、次回の「ハルのインナーブランディング研究会」は、「BtoB 企業の社内広報について考える(仮)」をテーマに開催予定ですので、お知らせをお待ちください!

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