週刊・ハルの知恵

コラム

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Vol.28「好きになるきっかけ」

最近、歌舞伎に興味を持ち始めました。今まで、日本人として一度は見てみたいとは思いながらも、きっかけもなくそこまで深く興味を持っていませんでした。

興味を持つきっかけになったのは、今月8代目を襲名した市川染五郎。彼は、若干12歳です。テレビでよく見かけるようになり、気になる存在になっていた頃、密着ドキュメンタリーが放映されてなんとなく見ていました。

高麗屋(市川染五郎の屋号)という家に生まれ、物心のつかないうちからその伝統を継承する者として育てられている様子。厳しい稽古に耐え、幼いながらも体を酷使し、思うようにできない悔しさや不安を抱えている表情が映し出され、かわいそうにもなりました。と同時に、彼の歩んできた道や経験した感情が、普通の12歳とは違う魅力を醸しだしているのだと感じました。

そして、家族ぐるみで伝統を守ろうとしている姿や市川染五郎の成長していく姿を、テレビを通して垣間見るうちに、受け継がれていく伝統を見てみたいと思うようになりました。

高麗屋は、歌舞伎の中の一つのブランドといえると思います。その中の8代目市川染五郎に興味を持ち、歌舞伎を勉強してみよう、実際に見に行ってみたいという気持ちが生まれました。ブランドを好きになったり、心を動かされたりするきっかけは、それに属する人の魅力、ブランドが創り出されてきた背景だと感じました。(北川)

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