実績紹介
Works
渡辺パイプ株式会社
企業のルーツと想いを伝える。
お歳暮で
ヒストリーブランディング
コーポレートブランディングパッケージ
商品選びからパッケージデザインまで
ハルでは渡辺パイプ社に対し、約30年にわたりCI・VIの構築、ブランディングのサポートに携わり、アウター向けツール・インナーブランディングツールの企画提案、制作も行っている。本プロジェクトでは、毎年利用していたお歳暮のお店が閉店してしまうのを機に、商品選びから挨拶状・パッケージまで提案・制作した。
お歳暮を通して自社のルーツを伝え続けたい
渡辺パイプ社は関係先のお客様へ、お歳暮を毎年贈られている。2015年までは、創業者のルーツでもある淡路島産の蒲鉾を贈っていたが、その蒲鉾を製造販売する店が2016年から休業に。お歳暮を通して渡辺パイプ社のルーツを伝えることが難しくなるのではないかという懸念があった。
そこでハルでは、ブランディングツールとしてのお歳暮を提案。渡辺パイプ社のルーツである「淡路島」の歴史と渡辺パイプ社の歴史が効果的に伝わるよう、「御食国(みけつくに)※淡路島」をコンセプトとした新しいお歳暮制作が始まった。
※「御食国」とは、万葉の時代に朝廷へ食物を納めていた、海産物の宝庫である淡路島を含めた地域の他称。
渡辺パイプのお歳暮を表現する、こだわりのパッケージ
実際に現地へ足を運び、数多くの海産物から選りすぐった逸品を詰め合わせ、かつ同封する挨拶状で、コンセプトである「御食国」のストーリーとともにお歳暮の品を紹介し、淡路島と渡辺パイプ社の歴史と想いが伝わるツールを目指した。
パッケージの箱は、ひと目で淡路島の食材が入っていること、セディアのロゴからは渡辺パイプからのお届け物であることがわかる。
濃紺のロゴは淡路島の海の幸をイメージさせ、小ぶりな箱には淡路島の海の幸が詰まっている。
商品選びからパッケージデザインまで一貫して提案することで、ヒストリーブランディングツールとしてのお歳暮を完成させることができた。
熱が入った、商品選び
実際に現地に行き、淡路島中の海産物を手に取り、試食し、選定に選定を重ね選ばれた逸品を詰め合わせた。素材もバリエーション豊かで、淡路島の海産物をまるごとお楽しみいただける。