コラム
【はるかぜnote】アートの島、「東京 天王洲アイル」を巡る。
株式会社ハル ⼥性マーケティングチーム「はるかぜ」です。
メンバーの北川、森、小沢の3名でアートの島、「東京 天王洲アイル」に視察に行きました。
天王洲アイルのどのような面が人を惹きつけ、街をアートで盛り上げているのか。
各々が感じた天王洲アイルについてご紹介します!
1. 天王洲アイルとは?
「アートになる島、ハートのある街」をうたう天王洲アイルは運河沿いに広がるエリアで、マルシェやアートイベントが盛んです。オフィスを中心に多彩なショップが集結し、水辺の景観と倉庫街の再開発により、都市とアートが共存する場となっています。
天王洲を芸術文化の発信地にすることを目的として、2016年にTERRADA ART COMPLEX I、2020年9月にTERRADA ART COMPLEX IIがオープンしました。日本を代表するアートギャラリーが多数集積しており、ギャラリーコンプレックスとしては国内最大級となっています。また、2020年12月12日(土)、現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT(ワット)」もオープンし、東京の最先端スポットとして進化し続けている「島(アイル)」です。
詳しくはこちら:TENNOZ ISLE | 天王洲アイル地域情報サイト
2. WHAT MUSEUM
(T2 Collection「Collecting? Connecting?」展)―北川

↑展示会入り口
〈概要〉
天王洲アイルにあるWHAT MUSEUMにて2025年3月16日(日)まで開催中の「T2 Collection」展に訪問しました。この展示では、現代アートのコレクター・高橋隆史氏のコレクションが紹介されています。コンセプチュアルアートを中心に、約35点の作品が展示され、アートと人との新たなつながりをテーマに構成されています。
詳しくはこちら:T2 Collection「Collecting? Connecting?」展 – WHAT MUSEUM|寺田倉庫が運営する美術館
ふらっと立ち寄りアートに触れられる場所
私がWHAT MUSEUMを訪れたのは平日の正午ごろ。
近くのクライアントへの訪問の折に立ち寄りました。来館者は私のように仕事の合間に訪れたであろうビジネスマンから海外観光客までさまざま。
天王洲アイルが羽田空港と都心をつなぐエリアということもあり、観光客も立ち寄りやすいエリアのようです。
一番印象に残ったのは、ビニールでできたアートの中に入ることができる作品。
真ん中に大きな水枕があり、寝転がると、ゆらゆら水に浮かぶような感覚や隣の人が動いた時の振動、水の中のくぐもった音などが感じられます。
その瞬間は全てのことを忘れ、脳内がふわっと柔らかくなったような、不思議なリラックス効果がありました。
↓「空気と水と光」を題材にした体験型アート

↓体験型アートを上から見た模型

アートとゆるやかにつながる
WHAT MUSEUMは1時間あれば見て回れるスペースです。今回は仕事の合間に訪れましたが、作品の前に立ちゆっくりと向き合うと呼吸が整い、良いリフレッシュとなりました。アートが好きな人や観光客はもちろん、周辺で働く人たちの仕事時間とアートがシームレスにつながることで、アイデア創出やメンタルの面でもいい効果があるのではないかと感じました。
↓ニール・ホッド《The Life We Life Behind》

3. TERRADA ART COMPLEX I(MAKI gallery)―小沢

↑ギャラリー入り口
〈概要〉
TERRADA ART COMPLEX Iの1階にある「MAKI gallery」。
オーナーの牧夫妻のコレクションを展示する「MAKI Collection」を中心に、国内外の多彩なアーティストの個展や常設展が年間を通じて開催されています。私が足を運んだ際には、有名アーティスト、ジョナス・ウッドによる特別展「Legacy in Color」が開催されており、その迫力に圧倒されました。
詳しくはこちら:MAKI | MAKI Gallery / 表参道・天王洲

↑ジョナス・ウッドによる作品
多種多様なアート空間に心躍る
入ると広がるいくつもの空間。空間ごとに異なるテイストのアートで魅せられており、いつまでも新鮮な気持ちでアートに浸ることができます。また、空間で仕切られているため一つ一つの作品とじっくり向き合えます。Z世代が好みそうな、SNS映えする鏡の作品など、ただ購入するためのギャラリーではなく、アートを楽しむためのギャラリーという印象を受けました。進んでいくごとに異なる空間に巡り合える楽しさも、アートファンだけでなく、さまざまな方の心をつかむきっかけとなっているのではないでしょうか。

↑アート①

↑アート②
ギャラリー内の、静かな時の流れ
天王洲アイル自体、東京の中でも落ち着いた空気感の印象ですが、その中でもMAKI Galleryの「静けさ」が特に心地よく感じました。周りにビジネス街が広がる中で、ギャラリーの中に入ると一気に異なる時間が流れるようで、五感が研ぎ澄まされ、心が浄化される気がします。普段の生活から少し離れてふらっとアートを楽しみたい、そんな方にもピッタリな場所だと思います。東京の都会にありながら、落ち着いた空間でアートを楽しめる、立地を活用した唯一無二な魅力がこのギャラリーにはあるように感じます。

↑MAKI Galleryの外の空間
「空間」「時間」「人の感覚」までもがデザインされたギャラリー
ギャラリー自体が、アートの一部のように機能している、そんな気持ちになります。白い壁でシンプルなテイストですが、空間の余白を大いに活用してアートを魅せている様子がすごく感性に響き、その場にいるだけで癒やされました。
「作品をただ並べる場所」ではなく、「空間、時間、人の感覚」までもがデザインされている。だからこそ、人気があり、何度でも訪れたくなるギャラリーとなっているのだと感じました。
4. TERRADA ART COMPLEX II ―森

↑TERRADA ART COMPLEX IIの外観
〈概要〉
「TERRADA ART COMPLEX I」の真向かいにある「TERRADA ART COMPLEX Ⅱ」に訪問しました。2棟の間にはガーデンエリアが広がり、中庭を望むカフェはアートファンの憩いの場として幅広い年齢層の方々に利用されています。施設内は元・倉庫という広い空間を生かしたダイナミックな展示と、「TERRADA ART COMPLEX I」同様、さまざまなアーティストの作品を無料で観て回ることができます。
詳しくはこちら:TERRADA ART COMPLEX – 寺田倉庫
アートを楽しみながら、ほっと一息つける場所
2024年12月初旬、陽も沈み始める16時頃に仕事の合間のリフレッシュも兼ねて平日に訪問しました。館内にはスーツ姿のビジネスマンやスーツケースを引く外国人観光客の他、ベビーカーをおしている若い女性の方、初老の二人組、ランドセルを背負った子供を連れた親など、おそらく近隣に住まれているであろう方々も多く見られました。入口のすぐ隣にある1階のカフェでは、展示作品の感想について語りあう人や、日常会話を楽しむ人でほどほどに賑わっており、全体的に落ち着いた空気が流れていました。

↑入口では各ギャラリーで展示中の内容が一覧で確認できる
広々した無機質な空間でアートに向き合う
倉庫をリノベーションした施設ということもあり、機能的で広々とした真っ白で無機質な空間を活用した、作品のポテンシャルを引き出すダイナミックな展示は圧巻です。遮るものがなく、窮屈さも感じないので、じっくりとアートに向き合うことができました。

↑1F「YUKIKOMIZUTANI」四代田辺竹雲斎氏の展示作品

↑1F「KOTARO NUKAGA」スプツニ子!(Sputniko!)氏の展示作品
余韻に浸る帰路
TERRADA ART COMPLEXから駅までの帰り道にある新東海橋からも、大きな壁面アート作品をみることができます。じっくりとギャラリーでアートに向き合ったあと、天王洲アイルの街中に点在する多くのアート作品が帰路を彩ってくれました。
皆さんも地域とアートがともに生きるこの島で、感性が刺激されるゆったりとした時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

↑東横INN 天王数アイルの立体駐車場壁面
ARYZ(アリス)氏の”The Shamisen” Shinagawa 2019
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