統合報告書やサステナビリティレポートを通してステークホルダーの理解と共感を得るには、
企業のパーパスを起点とした企画編集のもと、「らしさ」を編集コンセプトに落とし込み、
一貫したストーリーでつなぐことがポイントとなります。
ハルは、ブランディング会社としての強みを活かし、企業の「らしさ」を明文化。
コンセプトを軸に想いが伝わるストーリーを構築し、アウトプットします。
渡辺パイプ株式会社さま
『SEDIA SMILE BOOK』は、CSRレポートの発行が加速する2007年から制作を開始しました。「渡辺パイプの事業から生まれる笑顔を表現した媒体」ということを意識し続けて、17年間、ハルで編集を行っています。創刊時に議論になったことは、普通のCSRレポートで良いのか?という点でした。渡辺パイプは、建材や水道機器などを取り扱う総合商社事業と、ビニールハウスを中心とした農業資材のメーカー事業を営んでます。つまり、わたしたちの生活インフラに関わる物を、工事会社や農家に「つないでいる」企業であり、渡辺パイプの「つないでいる」物の素晴らしさとは、ステークホルダーの笑顔や、その先にある人々の暮らしに溢れる笑顔です。そこで、同社の「ステークホルダーと共に笑顔を通して業界・社会を明るくしていきたい」という願いも込め、お客さまや仕入先といったステークホルダーにスポットライトを当てることがコンセプトに決まりました。
その他のサポート
ご要望に応じて、報告書の効果をより高めるための
コミュニケーション領域まで、ワンストップでサポートいたします。
ハルでは、パーパスの構築からワード開発、社内外への展開まで、ブランディング会社としてお手伝いさせていただきます。構築したパーパスは、社内外にいかに浸透させるかが重要です。IRツール以外にも、紙・Webなどさまざまな媒体の広報ツール、ワークショップを取り入れた施策など、企業の課題に合わせて幅広い浸透策をご提案することが可能です。
ビジョンを自分ゴト化するためのインナーブランディング施策として、アーティストとコラボレーションしたワークショップの実施もご提案しております。ワークショップでは組織の目指す方向・将来像を話し合い、参加者がアートのアイディアを作成。それらをアーティストがウォールアートで表現することで、ビジョンを可視化することができます。
TokyoDex株式会社
クリエイティブディレクター 代表取締役社長
ハワイ大学で美術を専攻後、2010年多摩美術大学大学院美術研究科を卒業、博士号を修得。大学院在学中より輪派絵師団のメンバーとしてアーティスト活動を行う傍、NHK、YouTube、MINI、マクドナルド・ジャパンなどのコマーシャル企画を手がける。同時に自身の現代アート制作にも励み、ホノルル美術館やアートフェア台北での展示などグローバルに活動を展開。2012年、アート・エイジェンシーTokyoDex設立。現在は東京を拠点に活動を行い、企業のビジョンをアートに昇華させるプロジェクトや、経済産業省、グリー株式会社などといった幅広い組織へ向けたコンテンツ提案を通して、アートが持つ可能性を広げている。